2025年11月11日火曜日

痛みが快感に変わる


1. 経済停滞(失われた30年)の根本原因と財政スタンス

論者主張詳細
会田卓司氏財政緊縮が根本原因日本経済の停滞は、政府が経済規模を拡大する責務を放棄し、実質的に緊縮財政だったことによる [39:40]。企業貯蓄(企業が国内で投資に回さない資金)が超過している状況で、政府も支出を増やす力が弱く、企業・政府を合わせた**「ネットの資金需要」がゼロ**の状態が長く続いた [15:01, 16:01]。これにより内需が弱くなり、企業は投資ではなくコストカット(リストラ)競争に走った [11:40]。
竹中平蔵氏構造改革の失敗が根本原因財政政策は規模としては「緊縮ではなかった」が、「放漫財政」で中身に問題があった [08:42]。根本原因は、バブル崩壊後の不良債権処理(リアクティブな改革)の遅れ [37:53]と、その後の規制緩和や労働市場改革などの構造改革(プロアクティブな改革)を十分に行えなかったことにある [06:48]。その結果、企業の「投資機会」が増えず、生産性が高まらなかった [06:19]。

規制緩和とかいって非正規が増えて今の格差社会を形成してしまっているわけだから、そこらへんちゃんとした弁解があるのかどうか?

2. 投資と財政政策の役割

論者主張詳細
会田卓司氏需要拡大による「高圧経済」が必要企業が投資に転じるには、需要を拡大し、景気を十分に高める**「高圧経済」(GDPギャップが+2%を超える水準)が必要 [04:52]。これを実現するため、政府は官民連携の成長投資**を通じて内需を拡大し、家計に所得を回すべき [05:10, 56:31]。これにより企業競争の原理が「コストカット」から「投資」に変わる [12:44]。
竹中平蔵氏供給力強化のための財政中身の変更が必要財政の規模を増やすだけでは、供給力が増えていないため物価高(インフレ)を招くだけで、実質賃金は増えず、消費の移縮を招く [07:33, 19:07]。財政の役割は、**「無駄な社会保障費の削減」と、「研究開発や人材育成など供給力を高める分野への重点投資」**に中身を変えること [07:51, 09:18]。

「研究開発や人材育成など供給力を高める分野への重点投資」**に中身を変えるのはいいことだよね?

3. 財政の健全化目標

論者主張詳細
会田卓司氏PB黒字化目標は「窮屈」プライマリーバランス(PB)黒字化目標は、将来への成長投資を税収の範囲内に限定するもので大局的な転換を阻害する [28:20, 29:33]。財政の評価は、**「コア・プライマリーバランス」(投資的支出を除くPB)や、「対GDP比ネットの債務残高」(政府の金融資産を引いた純粋な負債)**で見るべき [44:36]。ネット債務残高は過去と比べて改善しており、成長投資はネット債務を悪化させない [46:45]。
竹中平蔵氏PB目標は「財政均衡」とは異なるPB目標は財政の均衡(借金をしない)を意味するのではなく、国債発行を続けながらも「対GDP比で債務残高を制御する」ための概念である [22:53]。ネットの債務残高に注目する考え方には賛成 [23:29]。また、政府支出は、法人税減税や投資減税など、民間の投資意欲を刺激する税制優遇に使うのが効果的だと提案 [50:11]。

その他の論点

  • 社会保険料増:竹中氏は、社会保険料の増加を「隠れ増税」であり、「財務省の陰謀」だと指摘し、所得が増えない低所得者の負担を増やしていると批判 [54:17]。

  • 新自由主義:竹中氏は、日本は農地規制など依然として規制が多すぎ、アメリカ・イギリスのような**「新自由主義的政策」を十分取れていない**と反論 [30:41]。会田氏は、現在の世界の潮流は政府の関与を強める「経済産業政策の新基軸」に変わっていると主張 [27:03]。

  • 家計の苦境:会田氏は、家計の貯蓄率が過去最低水準に落ち込み、多くの人が生活に苦しんでいるのは、ネットの資金需要の弱さ(政府が所得を回さない)が原因だとする [17:54, 55:01]。竹中氏は、低所得者が増えたことと社会保険料増が問題だとし、**「給付付き税額控除」**のような再分配の仕組みこそ重要だと述べる [34:27, 34:56]。


最終的に、両氏は高市新政権が「責任ある積極財政」を標榜していることに対し、会田氏は高市氏の「官民連携の成長投資」という考え方を支持し、竹中氏は財政の中身を変えるという「気兆し」に期待するという形で議論を締めくくっています。

→規制改革すべきところはすべきだな。


 

 歴史的事実をしっかり認めることは日本の国益。

中国や韓国がTikTokなどで日本の残虐性を宣伝しているが、こっちが認めればこっちの勝ち。

日本は過去に残虐行為をした。認める。謝罪した。

中国はいま残虐行為をしている。認めていない。謝罪していない。

韓国は自分たちが犠牲にした性奴隷についていまも認めていない。謝罪していない。




 

## 💻 サイバー・ピタゴラス主義の台頭:数字と現実の混同

このエッセイは、現代社会において数学が現実と誤認されつつある現象、特に「サイバー・ピタゴラス主義」について論じています。これは、**現実が数値(データ)によって完全に捉えられる**という信念です。

### 📊 サイバー・ピタゴラス主義とは

* 哲学者レイモンド・タリスが「産業力級のピタゴラス主義」と呼んだものに由来します(ピタゴラスの「万物は数なり」)。

* 筆者ジョアンナ・カヴェンナは、予測アルゴリズムや大規模言語モデル(LLMs)の領域を特に**サイバー・ピタゴラス主義**と定義しています。

### 🤔 2つのパラドックス

筆者は、この現象に伴う2つのパラドックスを提示しています。


#### 1. (a) 「領土なき地図」(または「地図が領土と誤認される」)のパラドックス

* **定量的な評価**が、**質的な現実**と同一視される、あるいは取って代わることです。

* **例:フィットネスアプリ (MassivelyFit)**

    * アプリは「ステップ数」などのデータでユーザーの活動を記録しますが、これは**データ収集システムに依存した虚構**です。

    * 携帯電話を持たずに毎日海で泳ぐ人(DailySwimmer)の活動は記録されず、データ上では「不活発」と見なされます。

    * この虚構データが客観的事実と誤認され、保険料や雇用、融資の決定に使われる危険性があり、**現実が無視され、アルゴリズムによる虚構に置き換えられる**ことを示しています。

    * 星評価システムなども同様に、移ろいやすい体験を固定された数値に変換し、普遍的な客観的基準があると誤認させています。

    * アルゴリズムが捉えられないものは「意味がない」「非現実的」と見なされ、人間とアルゴリズムの間の根本的な齟齬を生んでいます。

#### 2. (b) 「言葉は数」(Word is Number)のパラドックス

* **大規模言語モデル(LLMs)**の仕組みに根ざした問題です。

* LLMは、膨大なデータから**最も確率の高い「次のトークン(単語)」**を計算して文章を生成する**予測機械**であり、「思考」や「感情」を持っているわけではありません。

* 言葉を数値のように扱い、確率のスケールで処理しようとするのは、数学的観念論の一種です。

* **例:ChatGPTの「ねつ造」**

    * 筆者が存在しないシルヴィア・プラスの詩について尋ねたところ、ChatGPTは詳細な要約を生成しました(「ねつ造」または「善意の作り話」)。

    * これは、LLMが**事実、虚構、風刺、誤りなどを区別できず**、最もらしい次の単語を連ねる能力に起因します。

    * 言葉は時代や文脈によって意味が変わり、数値のように固定化できません。LLMは、言語の最も**予測可能で独創的でない**使い方を固化させてしまう危険性があります。

### 🌟 結論

* 数学は定量的な評価に不可欠ですが、**定量的なものを質的なものと混同する**サイバー・ピタゴラス主義は、現実をアルゴリズム的な虚構に置き換えるリスクを伴います。

* 現実の世界では、日の出や海で泳ぐ活動(DailySwimmer)など、**データに捕捉されない豊かさ**が存在します。

* 「地図が領土」と化し、言葉が数値として処理されるとき、**現実と虚構の区別が失われ**、アルゴリズム的な天国(実際は虚構の中の虚構)が現実の生活を支配し始めます。

この記事の核心は、**数学的なモデル(地図)はあくまで現実(領土)を理解するためのツール**であり、それが現実そのものと誤認されるとき、人間的な経験や活動が軽視され、排除される危険性があるという警鐘です。

なるほどね。  

データは重要だけでど、現実はデータだけでは尽きないわけだね。

 

 追い出された大使は中国でどう扱われるか、だな。英雄視されるなら、日本にいてもらってもっと陰険な対応もあるだろう? 自分
そもそも人はなぜからいものを食べるのか?

アクアくん

答え:人が辛いものを食べるのは、脳が「痛み」として感じる刺激を快感に変える仕組みがあるからです。さらに代謝促進やストレス解消などの健康効果も期待できるため、多くの人が辛い料理を好みます。


🌶 辛さは「味覚」ではなく「痛覚」

  • 甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5つが基本の味覚ですが、辛さは味覚ではなく痛覚です。
  • 唐辛子に含まれる カプサイシン が神経の TRPV1受容体 を刺激し、脳は「熱い・痛い」と認識します オールアバウト GOETHE[ゲーテ] 銀座泰明クリニック

🧠 痛みが快感に変わる脳の仕組み

  • 辛いものを食べると、脳は痛みを和らげるために β-エンドルフィン(脳内麻薬) を分泌します。
  • これにより「ランナーズハイ」と似た 多幸感や爽快感 を得られるのです GOETHE[ゲーテ] 銀座泰明クリニック
  • ドーパミン系の報酬回路も活性化し、「また食べたい」と感じる強化学習が働きます 銀座泰明クリニック

💪 健康効果

  • 代謝促進・脂肪燃焼:体が温まり、エネルギー消費が増える。
  • 冷え性改善・疲労回復:血流が良くなり、体調改善につながる。
  • ストレス解消:エンドルフィンによる快感が精神的リフレッシュをもたらす オールアバウト

🌍 文化・心理的背景

  • 辛い料理は「刺激を求める性格」や「自己表現」とも関係します。
  • 辛さに慣れると耐性が上がり、より強い刺激を求める「激辛依存」に近い現象も起こります 銀座泰明クリニック
  • 人間は辛さを楽しむ唯一の動物であり、文化的にも「挑戦」や「仲間との共有体験」として定着しています GIGAZINE(ギガジン)

なるほどね。

 
@shinsengumi.benkyokai 柳ヶ瀬元議員の単独取材。北海道で問題の違法建築と中古車盗難。違法建築のパキスタンからの移民も、違法は難しいし時間がかかると発言。#やながせ裕文 #北海道 #移民 #外国人 ♬ original sound - 新撰組勉強会
違法なヤードは日本人外国人関係なく取り締まらないとだめだな。



強いやつは余裕だな。

  「介護疲れとは一線を画す」 71歳娘に懲役8年求刑 “老老介護”102歳母殺害の罪
裁判長から「母が入所見込みだったのに殺害したのはなぜか」と問われると…。 小峰陽子被告 「これで預けることができるんだと思っていたのに、次の日に殺さなきゃいけないと思った理由は今も分からない。娘に殺されるという乱暴な死に方をさせてしまい申し訳なかった」 と、反省の言葉を口にする一方、「あの時は、ああするしかなかったので後悔はありません」と話しています。
意志や理性ではないなにかに動かされているんだよなあ。

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Takaichi is discussing Japan’s role in supporting U.S. naval operations in response to China’s actions.

これ、朝日は巧妙に論点をズラしてるけど、問題は、変更前の見出しの「武力行使」が日本側の行為を指してるのに対し、変更後の「武力攻撃」は中国側の行為を指してる点。つまり、武力を仕掛けるのが前者は日本、後者は中国で正反対。駐大阪総領事は前者の見出しの朝日のXに引用ポストをしたので...