2024年8月31日土曜日

国債の利払いを心配するなら、日本よりもアメリカを心配すべきだ、と。

前半要約
1. **日経記事の紹介と批判 (00:00 - 01:05):** 話者である三橋貴明は、日経新聞の記事について言及し、国債金利の上昇に関する恐怖を煽る内容を批判しています。この記事は、財務省の影響を受けたメディアが、日本は国債の発行を減らすべきだという物語を作り出していると指摘しています。

2. **他国との比較 (01:05 - 02:59):** 三橋は、日本の政府債務を他のOECD諸国と比較し、日本の債務増加が最も低い水準にあることを指摘しています。彼は、日本が現在のデフレーションと経済成長の欠如に直面しているため、記事の提案に反して、より多くの国債を発行する必要があると主張しています。

金利の部分について文字起こし

重要なのは政策金利ではなく、国債金利です。当たり前ですが、国債の話をしているのだから。

国債金利は一時1%を上回りましたが、今は再び0.8%程度に下がっています。この金利が上がるのが問題だというなら、日銀が国債の買い入れ額を増やすだけで対応できます。しかし、その前提を完全に無視しています。さらに、この日経の記事がすごいのは、日銀が国債保有残高を減らしていくというところまで踏み込んでいることです。これ、予想というよりは妄想ですね。

こうすることで財務省は、「これからは今までのように政府は国債発行残高を増やせませんよ」という印象操作を日経新聞経由で行っているのでしょう。しかし、これに政治家が騙されると、「これからは国債金利が上がるし、日銀が国債保有残高を減らしていくから大変だ。じゃあ国債を発行できない、つまり国民のために支出ができない」という状況に陥り、日本経済はマイナス成長に叩き込まれることになります。

財務省は昨年頃から「金利ある世界」というフレーズで国債金利について煽り始めました。しかし、残念ながら財務省にとって、長期国債金利、特に10年物国債金利は全然上がらないのです。むしろ下がって0.8%になっているのですが、それでも財務省は諦めず、財務省が予算を概算要求する際に、現状の国債金利に勝手に1.1%を上乗せして、来年度の10年物国債金利を2.1%と設定して、国債の利払い費を増やし、他の予算を圧迫するということを行っています。現実は0.8%なので、0.8%で良いじゃないかという話ですが、そこに1.1%を勝手に上乗せしています。

そもそも国債金利が上がるのが問題なら、日銀が買い入れ額を増やすだけだろうということに加え、そもそも日本国債は約54%が日銀が保有しているため、政府が国債の利払いをしても、その半分近くは日銀から国庫の納付金として戻ってきます。これは会計上のルールなので仕方がないことですが、この話は絶対にしません。

国会で西田昌司参議院議員が質問した際には、財務省はちゃんと答えていますが、メディアには報じさせようとしません。また、日本政府は巨額の外貨準備を持っており、今約150兆円ぐらいあるのですが、ほとんどが米国債です。米国債からアメリカ政府が日本政府に莫大な金利を毎年支払ってくれています。

これを考慮すると、政府の利払いに関しても、利払いする分と利払いされる分をちゃんと計算する必要があります。つまり、日銀が持っている国債については実質的には利払いしていないし、戻ってきているし、さらには米国債からの莫大な金利収入があります。これが、今アメリカを中心に財政指標の最も適切な考え方とされている「ネットの利払い費」です。

この「ネットの利払い費」は、対GDP比で見るのが一般的です。ローレンス・サマーズらが言い出し、今アメリカ政府はこれで財政状況を見ています。既に発行されている国債は基本的に借り換えで、考える必要がないです。重要なのは利払いです。

財務省はこれから利払いが上がると煽っていますが、「ネットの利払い費」というアメリカが採用している指標で見ると、日本は対GDP比で0.28%です一方、アメリカは対GDP比で2.9%ですから、10倍の差があります。国債の利払いを心配するなら、日本よりもアメリカを心配すべきです。

金利は心配ないな。 


 

 これからはAIだな。

   

 「元中国人」というネーミングはいいね。 「えええっ!」「まさか!」「なんじゃこれは!」「まじっ?」とかいう要素がないと見ないんだろうな、あと「中国崩壊!」みたいな大衆の欲望を反映するようなものとか。

 町山智浩 reposted つじもとさんはでないのか? 

 町山智浩 reposted てか、会社というのは利益を出資した株主に配分するという資本主義社会の一つの制度なわけで、低賃金云々の部分は労働組合が頑張らんといけない仕組みになっている。 「ポカホンタス」はトランプがウォーレンに対してずいぶん前からつかっていたあだ名。


ディズニーのアニメだけを連想すると可愛いじゃんとも思うが、「ポカホンタス」は

Pocahontas is used a racial slur in the United States all the time," Andrew Curley, a postdoctoral fellow in geography at the University of North Carolina at Chapel Hill and a citizen of the Navajo Nation, told Newsweek.

"I grew up with these kinds of remarks. It's not the name itself but the way it's used. Trump is using it to attack Senator [Elizabeth] Warren and belittle Native Americans at the same time. I take it as a personal insult."
アメリカではずっと人種差別的に使われてきたんだ、と。

 

 kazukazu reposted

日本の最低賃金、先進国の半分程度
だから、最低賃金をいまの倍の2000円にすりゃいいんだよ。 知事辞めた後、この人を引き取ってくれる企業なり団体があるんだろうか?

 kazukazu reposted
「執務資料」の内容は、2010年の作成当時からその後更新され、最新版からは上記のような「外国人」と犯罪を結びつけるような文言は削除されているという。
 いずれにせよ、不携帯で逮捕できるかもしれないが、職務質問には合理的な理由が必要で、外国人ふうだからでは要件を満たさんだろう? そこらへんの教育をすべきだろう。 

 Spica reposted  

 日本の英語ではこういうんだからしょうがないだろう! 

 英語が世界の言語になった以上方言を馬鹿にしちゃいけない。 アメリカやロシアや中国も戦争できるけど、これらの国を一方的に侵略しようとする国があるのけ?

韓国が「戦争できない」憲法に変えたら被侵攻リスクを下げるのけ?・・・😁
  Swedish Deputy PM 


ニュース検索にはでてこないが、

  Swedish Deputy Prime Minister Ebba Busch Sparks Debate with Comments on Integration and Islamic Practices Aug 31, 2024 from UKNIP:

Swedish Deputy Prime Minister Ebba Busch has ignited a nationwide debate with her recent comments on the integration of Muslims into Swedish society. Speaking at a political event, Busch stated, “Islam must adapt to Swedish values. Muslims who do not integrate must leave the country. Honour killings, beheadings, stoning of women, and Sharia law have no place here.

Her remarks have been met with mixed reactions across Sweden and beyond. Supporters of Busch argue that her stance is necessary to protect Swedish cultural values and ensure that all residents adhere to the country’s legal and ethical standards. They see her comments as a firm stand against practices that are incompatible with Swedish laws and human rights.

On the other hand, critics accuse Busch of fueling xenophobia and stigmatizing the Muslim community. They argue that her comments risk alienating Muslims who are already part of Swedish society and could lead to increased social tensions. Many have pointed out that the vast majority of Muslims in Sweden live peacefully and do not engage in the practices Busch condemned.


 キリスト教向けサイトにあったな。 

 賛同の声もあるが、大多数のイスラム教徒は彼女が言っているようなことはやっておらず、イスラム教徒を疎外するだけではないか、という声も。

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